みなさんこんにちは!きらなみ(@kiranamialoha)です。
突然ですが、みなさんは夜空を眺めるのはお好きですか?
私は、昔見ていたアニメの影響で星や星座にハマりまして、今もプラネタリウムに行ったり、夜空を眺めたり、海外のオプショナルツアーで星空系のものがあったら参加したり、星型のグッズや服を集めたりするくらい好きです!
そんな星に関わる資格があるかな?と思って調べてみたら、とても興味深いものがありました!
「星空案内人」という資格です。
え!!名前からして綺麗すぎる!めっちゃ興味あるんですけど!!!
早速くいついた私。
今回は「星空案内人」について書いてみます。
この記事を読む事で、「星空案内人」とはなにか?どのようにしたらその資格を取得することができるのか?
などをお分かりいただけます!
「星空案内人」とは?
星のソムリエ®️とも称されます。
人は星空を見て感動したりしますよね。毎年や数年に一度、数百年に一度訪れる天体ショーにわくわくしたりもします。
毎年くる流星群の時期も、光が無い場所にわざわざ移動して夜空を見上げて楽しむ人も多いと思います。
まっくらな宇宙の中に無数の輝きを放つ星空を見ると、心が豊かな気持ちになったり、明日からまた頑張ろうと思ったり、心機一転な気持ちになるかたも多いと思います。
季節や場所がらや、その場にいる人の好みに合わせて星や星座の説明をしたり、宇宙の話をしたりして、星や宇宙のすばらしさを多くの人に知ってもらう事を目的としています。
星や宇宙の伝道師みたいで素敵ですねぇ…とてもロマンチックです!
星空案内人はどんな活動をするの?
星空案内人の資格を取ると、野外で星を見る時に、身近な人に星や宇宙の話をしたり、望遠鏡の設置などもして天体観測を開催したりする事も出来ます。
そのほか、科学館や天文台などで星空観測などのボランティア活動もします。
観光地での星空ガイドツアーをしたり、星に関連する本の執筆や、講演会の開催などもできます。
星や宇宙の知識を生かして、思う存分好きな事で活動できます。
星空案内人の人数や資格の種類
現在、日本でこの資格に認定されている人は
・案内人→1039人
・準案内人→4966人
合計:6005人(2020/4/21時点)
となっています。
案内人と準案内人という二段階の資格になっています。
それぞれの資格の基準は以下の通りです。
☆星空案内人(準案内人)
所定の講義を終了、単位を取得し、実技を受ける前段階の状態です。
このタイミングで、観望会、公開天文台に通って、お手伝いや望遠鏡の使い方のような実技練習をつむことを推奨されています。
☆星空案内人
所定の講義終了ののち、実技試験も合格した人。
晴れて星空案内の活動が開始できます。
既出の通り、星空案内人の資格を使って、天文台などで星や夜空の説明や、本の執筆、講演会、観光地ガイドツアーなども出来ます。
資格を取るには?
講義や実技も含め、以下の通りとなります。
1.各地の天文台・科学館などで開催されている「星空案内人資格認定講座」を受ける必要があります。
資格を取る取らないに関係なく、宇宙や星について勉強したいかた、好きなかたも参加できます!とても嬉しい事です!
開催場所などはこちらをクリックしてください。
認定講座開講ページはこちら。
※費用に関しては、参加費用のほか、宿泊費や食費、交通費が実費になる場合が多いです。開催場所に詳細も記載されていますので、そちらをご参照下さい。
2.各科目に単位認定試験があるので、そちらに合格する事が必須です。
3.資格要件があります。
以下に資格要件をまとめてある表があります。リンクよりご確認ください。認定講座開講科目と星空案内人資格要件(表)
こちらの表をご覧いただいておわかりになるかと思いますが、資格要件は、
【準案内人】
・必須科目(講義2科目、実技1科目)→全講義と実技を受けて単位取得。
・2つの講義科目、2つの実技科目のうち、3科目以上受講。
【星空案内人】
・必須科目(講義2科目、実技1科目)→全講義と実技を受けて単位取得。
・2つの講義科目、2つの実技科目のうち、3科目以上単位取得。
【単位取得の定義】
・講義科目→講座出席+単位認定レポートの合格必須
・実技科目→講座出席+単位認定チェックシートによる実技試験の合格必須。
となっています。
準案内人は比較的簡単に取得出来るそうですが、星空案内人は、受講するというだけではありません。
レポートの合格や、実技は試験の合格が必須となります。
ハードルがやや高めですね…資格の道はなかなか甘く無いですね!
ちなみに学習教材はこちらを使っているようです。
実技試験はどんな内容?
明かされているわけではありませんが、星空案内人の目的にあるように、星や夜空を聞く相手が楽しんでいただけるように話をしたりするのではないのかなぁと思います。
もちろん講義を受けていく段階で、実技にはこの部分が必要だから覚えてね!的なことも話されると思いますので、きちんと勉強をしておけばいいかと思います!
資格を受けるための金額は?
初期費用や年会費などを支払う必要はないようです。
教科書、「星空案内人になろう(技術評論者)」は実費で購入、その他、観測にともなう備品をレンタルする場合は実費になる可能性あり。
座学以外の認定講座については、参加費用のほか、観測をする場合は、宿泊費や食費、交通費が実費になります。
開催場所に詳細も記載されていますので、そちらをご参照下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「星空案内人」とても素敵な職業ですよね!
なかなか実技試験が大変のようですが、資格を取得するというのはそこは避けて通れない部分ですよね。
色々な資格が世の中にあると思いますが、履歴書の1行に、星空案内人と書けるなんて素敵だと思います。
星好きの私も挑戦してみたい資格です!